9月19日(金)、ココロの学校として「高校生のための文化講演会」が本校講堂にて行われ、小説家の綿矢りささんのお話を本校高2学年が拝聴しました。綿矢さんが小説家を志したのは17歳の時で、ちょうど講演を聴いている生徒と同じ年齢の時。その当時の心境や賞に応募した時の思い切りなど、自分自身に重ね合わせながら聴いていた生徒も多かったように思います。
また、演題の「ライフスタイル文学」について話す中で、日常の経験を大切にして創作を行う様をYouTubeコンテンツでよく見られる「モーニングルーティン」に例えてお話しされるなど、身近なことから多くのことが学べると実感とともに教えていただきました。生徒からもたくさんの質問がとび、その一つひとつに真摯に答えてくださり、生徒も多くのものを得たように感じます。
講演の最後には、集英社文庫100冊が本校に寄贈され、本校での読書体験が今後ますます盛り上がると思います。このような機会をいただき、主催の産経新聞社さま・一ツ橋文芸教育振興会さまには心より感謝申し上げます。