大阪国際中学校高等学校

教職員おすすめ図書シリーズ(長田 杏奈)

みなさん、こんにちは。

この企画。本校の個性あふれる教職員の紹介とともに、どうぞ!

第12弾はサックスで奏でるメロディラインは元素記号!長田先生です!

長田 杏奈

819.jpg

氏名:長田 杏奈
教科:理科
3歳からピアノ、大学ではジャズバンド部でサックスをしていました。ジャズドラマーのAntonio Sanchezから名付けた保護猫(サンちゃん)を飼っています。大学院ではいわゆる理論系の研究室で、全てコンピュータ上で行う研究をしていました。
趣味:映画・海外のサッカー
好きな食べ物:チーズ・お肉・麺類
好きな言葉:僕のことを好きじゃない誰かのことでくよくよする時間はないんだ。僕は、僕を大好きでいてくれる人を大好きでいるのに忙しすぎるから。by スヌーピー

小説『三千円の使いかた』

著者:原田ひ香 出版社:中央公論新社

❶この本を読んだきっかけ
当時主人公と同じ年頃だった私は、自分を重ね、一気に読んでしまいました。

❷内容
「三千円の使い方で人生が決まる。」
そう言われたら、みなさんはどう使いますか。映画に行ってスタバに行きますか?参考書を買いますか?ゲームに課金しますか?貯金をしますか?それとも、だれかにプレゼントを買いますか?
この本では、社会人になりたての主人公、お姉さん、お母さん、おばあちゃん、と人生の転機を迎えた三世代の女性が登場します。節約のお話ではなくて、お金と人生にまつわるお話です。

❸おすすめする理由
みなさんも大学生、社会人になるにつれ、嫌でもお金に向き合うことになるでしょう。そんなとき、どんな知識より大切なのは、「自分は人生で何に価値を見出していて、何を大切にしたいのか」がわかっている、ということではないでしょうか。そんなことを考えるきっかけになれば良いなと思います。

❹みんなへのメッセージ
私が本をよく読むようになったきっかけは、学生時代、「あるテーマについて調べる時、3冊以上(別の著者)の出典を探しなさい」と言われたことです。その意図は、同じことでも複数の視点からみなければその情報の正確さを判断できない、ということと、複数の視点から考えて、やっと物事の全体像がみえてくる、ということだと思っています。

「いちばんたいせつなものは、目にはみえない。」と星の王子様が言ったように、自分の目に見えるもの以外を想像したり、感じたりできるようになりたいものです。読書を通して【自分じゃない誰かの視点を通した物の見え方】をぜひ体験してみてください。同じことでも、見る人が違うと感情も変わる、という当たり前のことに改めて気づきます。そのうちに、「目にはみえないたいせつなもの」のヒントが得られるといいなと思っています。

大阪国際中学校

大阪国際高等学校

CONTENTS

高校パンフレットダウンロード

国際バカロレアコースリーフレットダウンロード

中学校パンフレットダウンロード

学校公式インスタグラム

募集広報ツイッター