いよいよ中学2年生の「ジョブチャレンジ」まで、残り約1ヶ月となりました。私たちの身の回りには、毎日一生懸命に働いている大人がたくさんいます。家族や先生、地域の人々など、さまざまな場所でそれぞれの役割を担っている姿を日常的に目にしていることでしょう。
しかし、いざ自分が「働く立場」になったと想像すると、「何をすればよいのか分からない」「どういう気持ちで仕事に向き合えばよいのか分からない」と感じる生徒も多いのではないでしょうか。実際に働いた経験がまだない中学生にとって、「働く」ということは漠然としていて、想像しづらいことかもしれません。
そこで今回の事前学習では、仕事の現場で実際に活躍している方のお話を聞く講演会が行われました。講演を通して、私たちは「働く」という行為の裏側には、たくさんの人々の支えや思い、努力があることを学びました。単にお金を稼ぐためだけではなく、誰かの役に立ちたいという思いや、仲間と協力して一つのことを成し遂げる喜びなど、「働くこと」には様々な意味や価値が込められていることに気づくことができました。
今回の学びを通して、来月のジョブチャレンジに向けての心構えが少しずつできてきたのではないかと思います。本番では、実際の職場での体験を通じて、働くことの大変さややりがいを自分自身の肌で感じ、さらに学びを深めていきたいと思います。