大阪国際中学校高等学校

【高校】ベトナムボランティア研修 3日目(3月23日)

3日目の朝も6時半に朝食を食べました。
今日泊まったホテルでは、ベトナムの伝統料理フォーを注文することができました。
しかし、昨日の疲れが取れていないのか、どこか疲れた顔をしている生徒たちです。
それでも、デザートは別腹と食べていました。

本日、医療ボランティアの2日目です。
病院に着くと、昨日の医療用の青い服に着替え、術後の検診に帯同させてもらいました。

生徒たちも廊下を歩く患者さんに覚えたベトナム語を使い挨拶をします。
相手からの反応に、安心する生徒たちです。
また、診察室に入った生徒はベトナム語はわからなくとも患者さんの顔やドクターの言葉遣いに、患者さんの心情を推察します。

昨日と今日の検診の写真の様子は同じに見えますが、患者さんの目の見え方には雲泥の差があります。
患者さんは、目が見えるようになり、喜びのあまり服部先生の手をギュッと握り締め喜びを噛み締めるシーンが印象的でした。

生徒たちは服部先生に疑問に思ったことを質問しましたが、お忙しい中でも優しく丁寧に教えてくださいました。その思いをしっかりと受け取り、これから生徒の未来に繋がればと思います。

以下生徒の感想
【生徒Y】
今回のボランティアで自分から行動することの大切さをさらに深く理解することが出来ました。また、手術の様子を執刀医の肩越しに見ることができました。顕微鏡を使いながら自分の手で繊細な眼球に器具を入れている様子は現場のラフな感じからは想像もつかないような高度な作業でした。その後の服部先生と患者様とのやり取りで服部先生がいかに慕われており、愛されているのかが伝わってきました。

【生徒U】
今回のプロジェクトは例年と異なることが沢山あり、私の中で不安と緊張感がどんどん膨らんでいきました。
 前半は、現地の方々とのコミュニケーションに大苦戦し、患者さんの直接的なサポートに自ら行動することができませんでした。その悔しさが後半の活動に良い影響をもたらし、やっとボランティア活動らしいことをすることができました。
 自分ができることに積極性を持って行動する、メンタルを強化(ネガティブをポジティブに変換)することなどの大切さを服部先生と過ごした2日間で学ぶことができました。この学びを帰国後の生活に生かし、未来に繋げていきたいと思います。

【生徒S】
今回のボランティア活動では、予定通りに進まない事が多く、自分達に出来ることが例年よりも少なくなってしまいました。その中で私たちは、1人ひとりの患者さんに対して選んだレンズを取り出す作業を主に行いました。初めは何をすれば良いのか全く分からずに立ち尽くしてしまい、沢山医療スタッフの方々に迷惑をかけました。手術の後半になると、患者さんに最適なレンズを提供する為、使用するレンズを変更することもありました。その時に、服部先生が次に取り出しそうなレンズの箱を用意し、変更分の在庫の調整も自ら行いました。
 "次にどうしたらいいのか"を考えて、自分から行動できるようになったときには、ほとんどの手術が終了していた頃だったので、嬉しい気持ちが半分、悔しい気持ちもありました。翌日に行った術後の回診では、手術の前に少しお話をした患者さんが、はっきりと見えるようになり、笑顔を見せてくださった時は非常に嬉しかったです。
 このような経験は、ベトナム医療ボランティア研修に参加しなければ得られなかったものです。この2日間の経験を日本に帰っても決して忘れず、今後の人生の活力にしたいと思います。

【生徒M】
医療ボランティアは思っていたより何倍も大変でしたが、優しい患者さんたちと触れ合うことで頑張り抜くことが出来ました。
また、服部先生の的確なアドナイスや治療室の中まで見せて頂くなど、普段であれば行うことのできないような貴重な体験をさせて頂き、将来の夢の糧となりました。

【生徒H】
私はこのボランティア研修に参加したなかで、手術前に不安そうな顔をしていた患者さん、手術の翌日には目が見えるようになり大変嬉しそうにしている様子を見て、服部先生が行なっている活動の偉大さを改めて感じることができました。

【生徒O】
2日間本当にありがとうございました!!
とても多くのことを学ばせていただきました。臨機応変に行動する力、要領よく仕事をこなす力は、医療現場でとても重要なスキルだと改めて痛感しました。このボランティア活動で得た知識や経験を、今後の人生に活かすことが出来るよう、一生懸命に取り組んでいきたいです。

【生徒A.M】
今回のベトナム医療ボランティアでは例年に比べて患者さん人数が少なく一つ一つの体験がとても貴重でした。思ったように動けなかったり、「何かしたい」と思っても、言語が通じず、見てるだけで何もできない時がありました。ですが、最終日では昨日の反省を活かし、多くの患者さんとお話をし、昨日よりも見えるようになって笑顔になる患者さんを見ることができました。後悔することもありましたが、ベトナムでしかできない経験をたくさんすることができ、この経験を将来につなげていきたいと思いました。

【生徒A.K】
1日目の午前は服部先生が持ってきたレンズや機材をバスへ運び、病院に到着後はバスから病院へ運びました。昼食後、外来の診察があり、診察後に先生がレンズを準備しているにも関わらず、私はすぐに気づくことができず、周りが見えていないことを実感しました。白内障である22人の患者さんの手術が始まり、私は2人の患者に麻酔の目薬をしました。少ししか話せないがジェスチャーも加えると相手に伝わり、話し返したり笑ってくれたりしてとてもとても嬉しかったです。手術室にも入らせてくれて実際に手術をしているすぐ横で見ました。液体を垂らしながら目に何回もナイフや棒が入っていて見ているだけなのに、とても緊張しました。言われたレンズをスムーズに箱から取り出せなく、この日は自分は全然できなかったと痛感するばかりだった。次の日は術後の患者さんを先生が一人ひとり診察していた。先生がここの病院のドクターと何の薬を使うか相談していたり、病室それぞれに挨拶、握手して回って、たくさんの患者さんにありがとうと言われる姿を見て、ふと自分も将来そう言われる看護師になれるかなと考えました。広場で待っているとある患者さんと付き添いの人とスマホの翻訳アプリ使いたくさん話すことができました。自分が使用しているベトナム語ノートを読むと笑顔で反応してくれ。そこにその人たちが名前や年齢や電話番号を書いてくれて、言語は違うが話すことがとても楽しかった。今回の研修で周りをよく見ること、そしてコミュニケーションの大切さを実感し、今の自分に足りないことを学べたので、これからに活かしたいと思います。

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