全国大会を目標に活動をしていた中高女子ラクロス部は、秋の関西大会で３位に入賞し、この度、念願の「全国」に出場することができました。
神奈川県三浦市の三浦潮風スポーツ公園において、３月２９日（金）から３日間の大会予定でしたが、あいにくの春の嵐に阻まれ、初日の試合は順延になりました。しかし、２９日午後には天候は回復し、普段は対戦することのない東日本の学校と、ゲーム形式での合同練習ができ、翌日からの試合のイメージ作りをするよい機会となりました。
３０日（土）は、都立飛鳥高等学校との対戦です。飛鳥高校は強豪ひしめく東日本大会の決勝戦を１点差で惜敗し、２位となった実力のあるチームです。飛鳥高校のパワープレーに対抗すべく、本校ラクロス部は脚力で勝負をかけましたが、力及ばず１５対６で敗れました。
３１日（日）は、東日本４位の目白研心中学校・高等学校との対戦です。目白研心ラクロス部は、３０名以上の部員を擁する活気のあるチームです。試合は第１クオーターから一進一退の白熱したゲーム展開で推移しました。第４クオーターを終了した時点で、５対５で勝負がつかず、サドンデス方式の延長戦になりました。交代選手の少ない本校チームにとって、延長戦は体力的精神的にかなり厳しい戦いでした。しかし、選手たちは苦しい中で最後の気力と体力を振り絞り、１点をもぎ取り、勝利することができました。校長先生をはじめ、多くの保護者、家族も応援に駆け付けてくださり、選手のプレーと熱い声援が一体となったことも感動的でした。
女子ラクロス部は、滝井高校で創部されてから、まだ４年目の若いクラブです。一つずつ実績を重ね部としての伝統を作っていくために、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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